メス山羊の「ファン」さんが、この世を去りました
朝、行ってみるとオス仔山羊2頭を産んでいて、死産でした
「ファン」さんも弱っていて、午前中に亡くなりました
家畜保健所で子宮の出血がないか、解剖に立ち会わせてもらいましたが、子宮には特に異常は見られませんでしたが、
右側の乳が、乳房炎とわかり、もしかすると大腸菌が原因で急死する例にあたるかもしれないそうで、菌を調べていただける事になりました
後日の結果は「黄色ブドウ球菌」による乳房炎で、お産のストレスが重なり、全身症状になったと推察され、衛生管理の重要性を指摘されました
2019年6月10日
仔ヒツジの「大ちゃん」は元気が無く、食欲廃絶、啼いてお腹の痛みを訴えている様で、「尿石症」と思われ、家の裏に繋いで、薬を口の周りに付けて舐めさせて様子を見ています
2019年6月12日
仔ヒツジの「大ちゃん」は朝8時前に眠ったまま亡くなりました
生後3ケ月でした
最寄りの家畜保健衛生所に病性鑑定をお願いし、解剖に立ち会わせていただきました
腹痛の原因究明のため、丁寧に解剖がされました
肝臓、腎臓、脾臓、尿管に異常は見られず、尿道に尿石は見られませんでしたが、尿道の出口から5cmのところが腫瘍状に閉塞し、膀胱に尿が溜まっていました
肺臓の鬱血は通常見られるとの説明でした
消化器の内容物、内壁も正常とのことでした
脳を含めて各臓器の切片が、採取され、詳しく調べるため、検査機関に送られるとの事です
2019年9月20日
早朝、仔ヒツジの「コロ」ちゃんが、運動場の隅にうずくまって亡くなっていました
家畜保健衛生所で病性鑑定してもらった結果、第四胃に寄生する「捻転胃虫」の重度の感染があきらかになり、これが原因であろうと連絡をいただきました
駆虫薬は6月にはエサに混ぜて与えていましたが、その後、離乳した仔ヒツジが運動場の草を食べ始め、草を介して感染し、抵抗力のない幼いヒツジが胃に寄生した「捻転胃虫」に吸血されたための急激な貧血が原因と思われます